さて3回目です。
今回は「条件のいい就職」です。
この話題はどちらかというと新卒向けというよりも中途採用の場合に関係がある話と思いますが、参考になると思うので書くことにしました。
まず“条件がいい”とはどういうことでしょうか?最新のオフィスで自由な服装、勤務スタイルも自分で選択できて、給与がいい...確かにいい響きです。私も憧れます(笑)
しかし、いきなり結論から入りますが、「あなたが与える以上に得ることはできない」です。
この一言で終了でもいいぐらいなのですが、これでは説明にならないので、もう少し書くと、条件がいいということは、その会社にその条件が出せる資産(システム)が既にあるということです。
「そんなの当たり前だ!」 そうです、当たり前なのですが、それはどういう意味なのか?というと、あなたも将来、その会社に後から入社する人のために同じ条件を負担しなければならないということです。
ピンと来ませんね!?学生のみなさんは、会社とは、会社という“存在”が既にあって、そこに属するかどうか?これが就職だと思っていると思います。
が、それはアルバイト的発想です。
会社の“システムの一部として働く”のであれば(ちなみに私は決してそれがダメだとは思っていませんが)もちろんその考えでいいと思いますが、将来、“自分の裁量で自由な仕事がしたい”と思っているのであれば、入社前の見かけや待遇的な条件ではなく、入社後にどのような仕事がどういう風にできるのか?をしっかり見抜いて下さい。
つまり入社する会社は小さくてもボロでも何でもいいんです。ただし、絶対に負けない何かを持っている、あるいはそういうものを目指している、そしてあなたもその目標に向かって共に働いていける...
そういったイメージが具体的に見えるかどうか、よ〜く考えてください。
そして入社後、あなたの力でその会社が儲かるビジネスを作り、 そのシステムを維持するためにいい条件を出して、あなたが作り上げた“システムの一部を強化できる優秀な部下”を雇ってください。
わかりましたか? つまり“今”条件がいい会社というのはそういった経緯で誰かが作ってきたものであり、その条件を超える実力がなければ、“その会社のシステムの一部として働く”ことはできても、決して自由な裁量を得ることはできないということです。
さて、当社は?というと、実はここまで過激なことを書いておいて結論が別次元に飛んでしまうのですが、上記のような趣旨で経営はしていません。それでは「働いて幸せになろう!」が実現できないからです。
ただそうは言っても他社との競争は存在しますので、もちろんのんびりとはしていられません。がんばって一人でも多くの人にうちの製品やサービスを使ってもらえるようにします。
そしてそれが達成できれば、つまり多くの人の役に立っていれば利益は上げられると信じています。もしそれができないようであれば経営者失格ですからね。がんばります。
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